IT関連の仕事をしたいと考えている方の中には、派遣エンジニアとフリーランスのどちらを選ぶべきか、迷う傾向が見受けられます。
そのような時には、両者の違いについて把握しておくことが重要です。

大きな違いとして、派遣エンジニアは雇用者であり、フリーランスは自営業であることが挙げられています。

派遣エンジニアは派遣会社に登録して、IT関連の職場に赴きます。
指示を受ける立場ですから、仕事の内容や勤務時間が定められています。
また、報酬の決定や税務処理などの仕事は、雇用主やほかのスタッフが行います。
また、IT関連の仕事に専念することができるという特徴があります。
ITエンジニアとしてキャリアを積みたいと希望しているなら、派遣としてスキルを磨く方法は有効です。

フリーランスは自営業ですから、自分自身で仕事に関する裁量を決められます。
仕事を選んだり、働く時間帯を自由に決めたりすることが可能です。
ただし、自分自身でクライアントに報酬の交渉をしたり、確定申告を行ったりする必要があります。
報酬をすべて受け取れるというメリットはありますが、事務作業が多忙な時期には、IT関連の仕事に専念できない場合もあるため注意が必要です。

派遣エンジニアとフリーランスはそれぞれ特徴が異なるので、転職した場合にはギャップを感じるケースがあります。
主に報酬と勤務時間が違いますから、自分自身が納得できる働き方を選びましょう。